福島原発、放射性トリチウム水放出「今年中に決定を」 規制委員長、楢葉町長と会談(2018/1/11 産経新聞)

 原子力規制委員会の更田豊志委員長は11日、東京電力福島第1原発事故の避難指示が2015年に解除された福島県楢葉町を訪れ、松本幸英町長と会談した。更田氏は第1原発で増え続ける、汚染水を浄化した後の放射性物質トリチウムを含む処理水について、希釈して海洋放出するのが唯一の手段だと指摘。「今年中に意思決定できなければ、新たな困難を迎えることになる」と述べた。

 更田氏は「海洋放出は準備に2、3年かかる」と述べ、国や東電が早期に方針決定すべきだと強調した。「海産物や環境に影響が無いことは科学的に明確だ」と主張し、風評被害を懸念する漁業関係者らに説明を尽くす必要があるとした。

 トリチウム水を巡っては、貯蔵タンクの設置場所が限られ、漏えいが懸念される。規制委は法令基準より薄めて海洋放出するよう強く求めているが、漁業関係者ら地元の反発が強く、国や東電は踏み切れないでいる。

 町側は、溶け落ちた核燃料(デブリ)の取り出しといった今後の廃炉作業に関し、住民や作業員の安全確保や、分かりやすい情報発信を求めた。

http://www.sankei.com/life/news/180111/lif1801110031-n1.html
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