北海道沖で超巨大地震の可能性、30年内の確率7~40% M9級、地震調査委が公表(2017/12/19 日本経済新聞)
政府の地震調査委員会は19日、北海道東部の十勝沖から択捉島沖の太平洋に横たわる千島海溝で、マグニチュード(M)9級の超巨大地震が今後30年以内に7~40%の確率で起きるとの予測を公表した。平均340~380年の間隔で繰り返してきたとみており、前回の発生から約400年が過ぎていることから「切迫している可能性が高い」とした。
東日本大震災や南海トラフ巨大地震に加え、北海道でも海溝型地震の大きなリスクの可能性が出てきた。
千島海溝では陸側のプレート(岩板)に海側のプレートが沈み込み、ひずみがたまると地震を起こす。調査委は2004年の長期評価で、千島海溝に沿う十勝沖や根室沖、色丹島、択捉島沖で巨大地震を想定してきた。
それぞれの発生確率を十勝沖など3つに分けて見直すなか、東日本大震災のような大津波を伴う超巨大地震を検討。3つのうち複数の震源域が連動して広がるなどの条件から超巨大地震(M8.8程度以上)の可能性が浮かんだ。
平田直委員長は「東日本大震災のような大きな地震が北海道でも起こり、津波が発生する可能性を覚えておいてほしい」と語った。
ただ、地震時期や規模を巡っては情報が十分ではない。南海トラフ巨大地震の長期評価ではM8~9級が30年以内に60~70%の確率で起きると予測されている。
今回の北海道東部沖では発生間隔が100~800年とばらつき、30年以内の発生確率は7~40%と幅がある。津波の高さなどは分析を続けている。
調査委は北海道大学などが内陸の堆積物を調べた研究から、北海道東部の太平洋側で約400年前に沿岸から4キロメートルの内陸まで大津波が押し寄せたと推定した。津波は海抜20メートル超に達したとみられる。津波の大きさなどから超巨大地震があったと考えられると結論づけた。
震源域が南に広がると、複数の原子力施設がある青森県の沖合に近づく。日本原燃の使用済み核燃料再処理工場は海岸線から陸地に5キロメートル入った場所に建つ。原子力規制委員会の安全審査では従来の想定で「津波は到達しない」という判断だが、超巨大地震の評価が進めば対策が課題になってくる。
規制委の事務局の原子力規制庁は「すぐに規制基準を見直すことはないが、最新の知見を反映させる点がないか議論が必要だ」と説明する。
今回、調査委は一回り小さい巨大地震が30年以内に発生する確率も発表した。十勝沖ではM8~8.6程度が7%、根室沖ではM7.8~8.5程度が70%程度、色丹島および択捉島沖ではM7.7~8.5前後が60%程度とした。
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO24798710Z11C17A2MM0000/
東日本大震災や南海トラフ巨大地震に加え、北海道でも海溝型地震の大きなリスクの可能性が出てきた。
千島海溝では陸側のプレート(岩板)に海側のプレートが沈み込み、ひずみがたまると地震を起こす。調査委は2004年の長期評価で、千島海溝に沿う十勝沖や根室沖、色丹島、択捉島沖で巨大地震を想定してきた。
それぞれの発生確率を十勝沖など3つに分けて見直すなか、東日本大震災のような大津波を伴う超巨大地震を検討。3つのうち複数の震源域が連動して広がるなどの条件から超巨大地震(M8.8程度以上)の可能性が浮かんだ。
平田直委員長は「東日本大震災のような大きな地震が北海道でも起こり、津波が発生する可能性を覚えておいてほしい」と語った。
ただ、地震時期や規模を巡っては情報が十分ではない。南海トラフ巨大地震の長期評価ではM8~9級が30年以内に60~70%の確率で起きると予測されている。
今回の北海道東部沖では発生間隔が100~800年とばらつき、30年以内の発生確率は7~40%と幅がある。津波の高さなどは分析を続けている。
調査委は北海道大学などが内陸の堆積物を調べた研究から、北海道東部の太平洋側で約400年前に沿岸から4キロメートルの内陸まで大津波が押し寄せたと推定した。津波は海抜20メートル超に達したとみられる。津波の大きさなどから超巨大地震があったと考えられると結論づけた。
震源域が南に広がると、複数の原子力施設がある青森県の沖合に近づく。日本原燃の使用済み核燃料再処理工場は海岸線から陸地に5キロメートル入った場所に建つ。原子力規制委員会の安全審査では従来の想定で「津波は到達しない」という判断だが、超巨大地震の評価が進めば対策が課題になってくる。
規制委の事務局の原子力規制庁は「すぐに規制基準を見直すことはないが、最新の知見を反映させる点がないか議論が必要だ」と説明する。
今回、調査委は一回り小さい巨大地震が30年以内に発生する確率も発表した。十勝沖ではM8~8.6程度が7%、根室沖ではM7.8~8.5程度が70%程度、色丹島および択捉島沖ではM7.7~8.5前後が60%程度とした。
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO24798710Z11C17A2MM0000/
- 関連記事
-
- 千島海溝巨大地震、400年前に24メートルの津波 北海道東部に残る痕跡で推定(2017/12/19 産経新聞) (2017/12/19)
- 四国全域 M6.8以上の地震予測「30年内に9~15%」 地震調査委(2017/12/19 日本経済新聞) (2017/12/19)
- 北海道沖で超巨大地震の可能性、30年内の確率7~40% M9級、地震調査委が公表(2017/12/19 日本経済新聞) (2017/12/19)
- 千島海溝でM9級巨大地震 「切迫性が高い」 政府・地震調査委が新想定公表(2017/12/19 産経新聞) (2017/12/19)
- バリ空港閉鎖、さらに延長=混乱拡大へ-インドネシア(2017/11/29 時事通信) (2017/11/29)
- 口永良部で火山性地震増加 爆発的噴火以来初の50回超(2017/11/28 産経新聞) (2017/11/28)
- 対話型フォーラム継続へ 福島で廃炉国際ワークショップ(2017/11/25 福島民報) (2017/11/28)
- このエントリーのカテゴリ : 原発事故・地震・噴火・伝染病
- テーマ : 地震・天災・自然災害
- ジャンル : ニュース
四国全域 M6.8以上の地震予測「30年内に9~15%」 地震調査委(2017/12/19 日本経済新聞) « ホーム
» 千島海溝でM9級巨大地震 「切迫性が高い」 政府・地震調査委が新想定公表(2017/12/19 産経新聞)
Trackback
Comment
「東京は危険」、「東京は放射能汚染されている」と書いて信じてくれる人はどれだけいるだろうか。東京江戸川放射線のメインテーマは東京・首都圏の放射能汚染の実態。御用マスコミの裏に隠された汚染状況、独自調査による画像・動画も掲載。
管理者の紹介
楽天およびAmazonでお買い物する際には是非、下記のリンクからお願いいたします。脱被爆・放射線防護の活動資金に充てさせていただきます。
プロフィール
Author:東京江戸川放射線
最新記事
- セシウム100ベクレル超える、2018年の富士河口湖、富士吉田の野生キノコ (10/30)
- 富士山「野生きのこ」放射性物質の検査で100ベクレル超える(2018/9/18 静岡県) (10/30)
- 福島原発、放射性トリチウム水放出「今年中に決定を」 規制委員長、楢葉町長と会談(2018/1/11 産経新聞) (01/11)
- 東電、しっかり損害賠償を続けていく、風評被害3カ月単位で合算 農林業賠償の新算定方式(2017/12/27 福島民報) (01/04)
- 福島県、風評払拭へ新CM 農産物産地の魅力PR、全国に広く発信へ(2018/1/1 福島民報) (01/04)
- <福島原発事故>甲状腺がん、新たに5人、確定159人、過剰診断との声も(2017/12/25 毎日新聞) (12/26)
- 福島の飼料米、主食で流通 JA福島さくら「意図的ではなく、ミスだった」(2017/12/23 毎日新聞) (12/23)
- 千島海溝巨大地震、400年前に24メートルの津波 北海道東部に残る痕跡で推定(2017/12/19 産経新聞) (12/19)
- 四国全域 M6.8以上の地震予測「30年内に9~15%」 地震調査委(2017/12/19 日本経済新聞) (12/19)
- 北海道沖で超巨大地震の可能性、30年内の確率7~40% M9級、地震調査委が公表(2017/12/19 日本経済新聞) (12/19)
- 千島海溝でM9級巨大地震 「切迫性が高い」 政府・地震調査委が新想定公表(2017/12/19 産経新聞) (12/19)
- 放射性トリチウム水「海洋放出しかない」…規制委員長(2017/12/15 読売新聞) (12/18)
- 1兆円以上をつぎ込み、250日稼働、もんじゅ廃炉計画 22年度末までに核燃料取り出し(2017/12/6 日本経済新聞) (12/06)
- 福島廃炉と賠償に21兆円、東京電力 国に支援要請へ(2017/11/30 NHK) (12/02)
- 原子力機構「毎日新聞の『もんじゅ廃炉想定せずナトリウム搬出困難』記事は誤報で遺憾!!」と抗議するも盛大に自爆(2017/11/30 BUZZAP!) (12/02)
![]() 【北海道産 野菜 詰め合わせ】北海道から産地直送!一番美味しい『旬』野菜!農家厳選のおまか... |

東京江戸川放射線
on Google+
Sun | Mon | Tue | Wed | Thu | Fri | Sat |
---|---|---|---|---|---|---|
- | - | - | - | 1 | 2 | 3 |
4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 |
11 | 12 | 13 | 14 | 15 | 16 | 17 |
18 | 19 | 20 | 21 | 22 | 23 | 24 |
25 | 26 | 27 | 28 | 29 | 30 | - |
カテゴリ
月別アーカイブ
- 2018/10 (2)
- 2018/01 (3)
- 2017/12 (11)
- 2017/11 (15)
- 2017/10 (16)
- 2017/09 (37)
- 2017/08 (11)
- 2017/07 (14)
- 2017/06 (14)
- 2017/05 (18)
- 2017/04 (13)
- 2017/03 (17)
- 2017/02 (25)
- 2017/01 (25)
- 2016/12 (15)
- 2016/11 (31)
- 2016/10 (30)
- 2016/09 (42)
- 2016/08 (14)
- 2016/07 (27)
- 2016/06 (19)
- 2016/05 (20)
- 2016/04 (53)
- 2016/03 (8)
- 2016/02 (14)
- 2016/01 (9)
- 2015/12 (16)
- 2015/11 (10)
- 2015/10 (31)
- 2015/09 (33)
- 2015/08 (53)
- 2015/07 (52)
- 2015/06 (52)
- 2015/05 (70)
- 2015/04 (42)
- 2015/03 (49)
- 2015/02 (57)
- 2015/01 (65)
- 2014/12 (62)
- 2014/11 (106)
- 2014/10 (181)
- 2014/09 (187)
- 2014/08 (210)
- 2014/07 (242)
- 2014/06 (262)
- 2014/05 (155)
- 2014/04 (116)
- 2014/03 (97)
- 2014/02 (69)
- 2014/01 (89)
- 2013/12 (104)
- 2013/11 (134)
- 2013/10 (138)
- 2013/09 (128)
- 2013/08 (144)
- 2013/07 (123)
- 2013/06 (166)
- 2013/05 (222)
- 2013/04 (165)
- 2013/03 (244)
- 2013/02 (234)
- 2013/01 (194)
- 2012/12 (154)
- 2012/11 (135)
- 2012/10 (169)
- 2012/09 (154)
- 2012/08 (127)
- 2012/07 (158)
- 2012/06 (197)