放射能汚染で立ち入り禁止の「DASH村」、体験農園で復活 政府が支援へ(2017/1/13 毎日新聞)

 東京電力福島第1原発事故で帰還困難区域に指定された福島県浪江町津島地区の通称「DASH村」について、政府が再生を支援する方向で検討に入った。原子力災害現地対策本部長の高木陽介副経済産業相が12日、浪江町の馬場有町長と東京都内で会談し、復興の端緒が見えない帰還困難区域の農業再生と風評被害克服のシンボルとして「復活させたい」との考えを伝えた。

 関係者によると、高木氏は11日にも年始のあいさつ回りで地元新聞社2社を訪れ、DASH村を体験農園や復興記念館の形で再生させるアイデアを披露し、「5年後をめど」と時期を示した。村再生に向けて近く町や県と協議を始めるという。

 DASH村は、日本テレビ系の人気バラエティー番組「ザ!鉄腕!DASH」で、アイドルグループ「TOKIO」のメンバーが古民家を舞台に畑を開墾したり、炭をおこして自給自足の田舎暮らしを体験したりした舞台として全国的に有名になった。津島での撮影は2002年から始まり、多くの住民が田舎暮らしの「指南役」として製作に関わった。

 11年3月の原発事故当日もTOKIOのメンバーが滞在して撮影中だったが、事故で津島地区への立ち入りが禁止されたため、村での撮影は中断されたままになっている。DASH村の土地は浪江町議の三瓶宝次さん(80)が無償で提供しており、原則的に立ち入りができない今も三瓶さんが警備会社を雇って管理を続けている。

 政府は津島地区を含む帰還困難区域について、年内にも「特定復興拠点」を定め、集中的に除染などを進めて5年後の避難指示解除を目指す方針だ。ただ、拠点をどの場所にどういう範囲で線引きするのか、各自治体との協議は難航している。

 津島地区は町の中心から約25キロ離れた山間部にある。DASH村は津島地区の動脈である国道114号から南に数キロ離れた山林を開墾した場所だ。

 8割の面積を帰還困難区域が占める浪江町は、かつて独立した村だった大堀、苅野、津島の各地域に復興拠点を設置するよう求めているが、「(1カ所に絞りたい)国との認識の違いは大きい」(町関係者)とみられている。

 馬場町長は高木氏との会談後、毎日新聞の電話取材に対し「DASH村を復興のシンボルとして再生してもらえるなら、町民の希望につながる」と歓迎した。地権者の三瓶さんも「原発事故前にDASH村を観光農園にして地域を活性化するのが夢だった。期待を持って国と町の協議を見守りたい」と話した。

http://mainichi.jp/articles/20170113/k00/00e/040/201000c
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