日本列島、火山活動活発に 口永良部島で爆発的噴火(5/29 日本経済新聞)

 気象庁によると、29日午前9時59分、鹿児島県屋久島町の口永良部島の新岳で爆発的な噴火が発生した。直後には噴煙が上空9000メートル以上に達し、火砕流が起きた。気象庁は同10時7分、噴火警戒レベルをそれまでの3(入山規制)から最も高い5(避難)に引き上げた。住民ら137人は全員が島外へ避難した。レベル5は噴火警戒レベルが導入された2007年以来初めて。

 同日午後も噴火が続いた。屋久島町役場などによると、熱風を吸い込んで気道熱傷を負った男性(72)と避難所で体調不良を訴えた男性(82)は県のヘリで屋久島の病院に搬送された。

 気象庁は「今後も同程度の規模の噴火が起こる可能性がある」としている。同庁の機動観測班が上空から確認したところ、火口から約2キロ先の海岸まで達した西側の火砕流を含め、火口から全方向に火砕流が流れていた。

 今回の噴火について多くの火山学者らは、地下にたまるマグマが上昇し、地下水に触れて水蒸気とともに噴き出す「マグマ水蒸気噴火」か、マグマが噴出する「マグマ噴火」と推測している。水蒸気噴火よりも噴火の規模が大きいと警戒する。

 昨年の御嶽山の噴火は水蒸気のみが出る「水蒸気噴火」だったが、今回は噴煙が黒く上空まで達している。火山噴火予知連絡会の藤井敏嗣会長は「噴煙が高く、色も濃い」という特徴からマグマ水蒸気噴火とみている。

 気になるのは11年の東日本大震災後に全国の火山活動が活発になっているようにみえる点だ。火山学者からは、火山活動が活動期に入ったとの指摘も出ている。口永良部島の新岳は昨年8月にも34年ぶりに噴火し、火山性の地震が多かった。

 産業技術総合研究所の石塚吉浩・火山活動研究グループ長は「20世紀は噴火が少なすぎたぐらいだ」と説明する。平安時代の地層からは噴火に伴う大量の堆積物が見つかっており、江戸時代にも大きな噴火の記録が残る。「活動期と判断するのは早計だが、火山活動がそこそこ盛んな状態に戻ってきたのではないか」と話す。

 ただ、口永良部島の噴火が周辺の薩摩硫黄島や桜島などに連鎖して全国の火山活動に波及するかどうかについては「マグマだまりはそれぞれの火山で独立しているため、連動するとは考えにくい」と専門家の1人は強調する。

http://www.nikkei.com/article/DGXLASGG29H3M_Z20C15A5EA2000/
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