箱根山、地表数ミリ膨張 水蒸気噴火の前兆か(5/8 日本経済新聞)

 箱根山(神奈川県箱根町)の火山活動が活発になっている。地域で長年観測を続ける神奈川県温泉地学研究所(神奈川県小田原市)によると、4月下旬からマグマの活動で地下の火山ガスの圧力が高まり、蒸気の噴出が強くなったり岩盤に亀裂が入ったりして有感地震を繰り返している。専門家は、地下の熱水が噴き出す小規模な水蒸気噴火につながる恐れがあるとみて、今後の変化に注目している。

 気象庁は6日、箱根山の噴火警戒レベルを1(平常)から2(火口周辺規制)に引き上げた。箱根山に噴火警戒レベルが導入された2009年3月以来、引き上げは初めて。

 温泉地学研究所が全地球測位システム(GPS)のデータを解析したところ、箱根山の東西を結ぶ直線が地震活動が活発になってから数ミリ伸び、山全体が膨張していることが分かった。行竹洋平技師は「地下のマグマだまりが膨張してきたためで、水蒸気噴火につながる可能性がある」と指摘する。

 箱根山の火山活動がここまで活発になったのは01年6月以来。当時は火山性の地震が多い時期が約4カ月続いた。箱根山は08年や11年にも火山活動が盛んになったが、水蒸気噴火は13世紀ごろを最後に起きていない。

 今後、水蒸気噴火があったとしても、東京大学地震研究所の武尾実教授は「噴石が飛ぶ範囲は数百メートル程度と規模は小さいだろう」と話す。一般にマグマを噴き出すマグマ噴火に比べ、水蒸気噴火は噴石が少なく、被害の範囲が狭いとされる。

 箱根山の火山活動が富士山の噴火の引き金になるとの懸念には科学的な根拠がないという見方が一般的だ。地下のマグマだまりが箱根山は地下10キロ付近だが富士山は同20キロで、双方がつながっていないとみられるからだ。箱根山のマグマの成分は安山岩である一方、富士山は玄武岩である点も、直接関係はないとする根拠になっている。

 御嶽山の水蒸気噴火以来、蔵王山などでも火山活動が活発になる兆しがある。武尾教授は「東日本大震災の発生で地下のひずみの状態が変わった。全国の火山活動にどんな影響を及ぼすか、継続してデータを見守る必要がある」と話す。

http://www.nikkei.com/article/DGXLASGG07H4U_X00C15A5EA2000/
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2011年3月の原発事故時、放射能プルームで被爆。江戸川区の自宅周辺の放射能を測定。測定した結果、放射能汚染が酷いことが判明。妻子は3月より大分県別府市に移住。私も2012年5月末に東京の民間企業を退職し家族と合流。

 

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