噴火警戒上げ、長期化すれば箱根観光に大打撃(5/7 読売新聞)

 大型連休最終日に噴火警戒レベルが引き上げられた箱根山(神奈川・静岡県境)。

 立ち入りが規制された大涌谷おおわくだにや周辺の温泉、湖など、火山の恵みを求めて、年間2000万人が訪れる人気観光地には、早くも宿泊キャンセルなどの影響が出始めている。地元業者らは「長期化すれば大きな打撃になる」と顔を曇らせた。

 ◆宿泊キャンセル

 「火口域から離れているのに……。早く終息してほしい」。大涌谷から約2キロ離れた地元のホテル支配人は祈るように話した。このホテルでは、7日からのキャンセルが相次ぎ、今月末までの100件近い宿泊予約が解約になったという。「風評被害を感じる」と声を落とした。

 大涌谷に近い仙石原で温泉旅館を営む男性(60)も「今月だけで約30件のキャンセルが出た」と不安を隠さない。箱根観光は外国人観光客にも人気で、男性は「火山や地震をよく知らず、注意情報が十分伝わらないこともあるのではないか」と心配していた。

 箱根観光の人気スポットである大涌谷を通って芦ノ湖に向かう箱根ロープウェイは、火山活動が終息するまでは運休が続く見通しで、「早雲山駅」付近で移動型飲食店を営む女性(49)は「新緑がきれいな絶好の観光シーズンなのに……」と肩を落とす。

 箱根登山電車とケーブルカーの乗り継ぎ駅である強羅ごうら駅近くで土産物店も「ロープウェーが止まったのは痛い。夏まで長引くと本当に厳しい」と話した。

 ◆戸惑い

 家族で強羅温泉に遊びに来ていた東京都練馬区の会社員の男性(43)は6日、「子どもに大涌谷を見せてあげたかったが予定を変更した。御嶽山のようなことがあっては大変なので、早めの規制、対応があった方が安心」と話した。また、カップルで来ていた千葉県船橋市の会社員男性(25)も、「ロープウェーからの景色が見られなくて残念。名物の黒たまごも食べたかった」と残念がっていた。

 ◆沈静化「わからず」

 「これまでとは明らかに違う事態」。大型連休最終日の6日朝、緊急記者会見を開いた気象庁火山課の北川貞之課長は箱根山の警戒レベルを「2(火口周辺規制)」に引き上げた理由をそう表現した。

 気象庁によると、現段階で想定されているのは、高圧ガスやマグマの熱で温められた地表近くの地下水が爆発的に噴き出す「水蒸気爆発」で、比較的、規模は小さいとみられる。

 箱根山ではこれまでも群発地震などが発生しているが、火山活動がここまで活発化したのは2001年以来。この時は噴火は起きなかったが、火山性地震の増加や地殻変動が約4か月も続いた。

 北川課長は「どれぐらいの期間で沈静化するかはわからない」と述べ、今回の火山活動も長期に及ぶ可能性を示唆した。

http://www.yomiuri.co.jp/national/20150507-OYT1T50063.html
関連記事

Comment



 編集・削除ができます。
 管理者にだけ表示を許可する
 

「東京は危険」、「東京は放射能汚染されている」と書いて信じてくれる人はどれだけいるだろうか。東京江戸川放射線のメインテーマは東京・首都圏の放射能汚染の実態。御用マスコミの裏に隠された汚染状況、独自調査による画像・動画も掲載。


 

管理者の紹介

 

楽天およびAmazonでお買い物する際には是非、下記のリンクからお願いいたします。脱被爆・放射線防護の活動資金に充てさせていただきます。

 

プロフィール

 

東京江戸川放射線

Author:東京江戸川放射線
2011年3月の原発事故時、放射能プルームで被爆。江戸川区の自宅周辺の放射能を測定。測定した結果、放射能汚染が酷いことが判明。妻子は3月より大分県別府市に移住。私も2012年5月末に東京の民間企業を退職し家族と合流。

 

最新記事

 


東京江戸川放射線
on Google+

Sun Mon Tue Wed Thu Fri Sat
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31 - - - -