東京の子、全国最低レベルの体力、「2020五輪を機に改善」期待(2/25 東京新聞)


 五年後の東京五輪・パラリンピックに向けて子どもの体力を高めるため、東京都教育委員会は、学年や男女、種目ごとに体力テストの到達目標を設定する。都内の中学二年生の体力は男女とも全国の最低水準で、中二男子の運動時間は全国で最も短い。「五輪開催都市にふさわしい児童・生徒を育成する」と、ピークだった昭和五十年代の体力水準の回復を目指すが、成果は出るか-。 (松村裕子)


 小学五年生、中学二年生の体力、運動習慣に関する文部科学省の二〇一四年度の全国調査では、都内中二男子の一週間の総運動時間は十二時間五十一分。都道府県別で最短だった。握力や五十メートル走など八種目の実技得点の合計を学年全員で平均した値も、中二男子は四十六位、中二女子が四十五位と低迷している。


 昭和五十年代は種目が異なり、全国順位も出していなかったが、比較できる種目を見ると、中学二年男子の握力が一四年度は二八・六キロで、一九八四(昭和五十九)年度の三一・五キロから二・九キロ下回った。ハンドボール投げは二〇・四メートルで、八四年度の二一・八メートルから一・四メートル下がった。


 都教委によると、運動部やスポーツクラブに所属せず、運動時間が少ない生徒ほど、体力テストの総合評価が低かった。


 また、体育の授業を楽しいと感じる生徒は、一週間の総運動時間が長くなる傾向が出た。


 担当者は「他の都道府県に比べ体育館や運動場が狭く、習い事をする生徒も多い。運動する時間が限られている」と説明。いかにスポーツに親しみ、楽しみながら体力を高める場をつくるかがポイントとみる。


 その手段の一つとして注目するのが、運動神経の改善につながるとされる「コオーディネーショントレーニング」。リズムに乗って肘と膝をつけたり、寝返りをして立ち上がったりする簡単な動作が中心で、場所を選ばず、運動が苦手な子も取り組みやすいという。


 荒木秀夫・徳島大教授が普及を進める新たなトレーニング法で、一三年度は十校で実践。一四年度には三十校に拡大しており、都教委は二〇年度までに全校で導入する方針だ。反復横跳びなどの結果が改善した学校も出ているという。


 都教委は体力テストの数値目標を、一五年度にまとめる行動計画「アクティブプラン to 2020」に盛り込む。ピークだった昭和五十年代の体力水準を目標に、児童生徒に体力向上の取り組み事例を紹介するハンドブックや、教員向けのマニュアルも作る。


 担当者は「五輪開催都市として、スポーツに親しむ子どもを育てたい。実態に応じた学校ごとの目標を設定してもらい、体力向上の取り組みを推進する」と話している。

http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2015022502000242.html
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2011年3月の原発事故時、放射能プルームで被爆。江戸川区の自宅周辺の放射能を測定。測定した結果、放射能汚染が酷いことが判明。妻子は3月より大分県別府市に移住。私も2012年5月末に東京の民間企業を退職し家族と合流。

 

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