臭いものに蓋、解決策のない放射能焼却灰、各政党とも選挙で触れず(12/12 東京新聞)

 県の手賀沼終末処理場(我孫子市、印西市)で、来年三月まで保管している高濃度の放射性物質を含むごみ焼却灰(指定廃棄物)。国が設置する最終処分場の建設計画が大幅に遅れ、仮保管する松戸、柏、流山の三市は、持ち帰る作業を進めている。住民や自治体は国の政策に翻弄(ほんろう)されているが、衆院選で議論は深まっていない。 (三輪喜人)

 焼却灰は、東京電力福島第一原発事故の影響で、県北西部など放射線量が局地的に高くなった「ホットスポット」で大量に発生。三市は保管場所が逼迫(ひっぱく)し、手賀沼終末処理場で仮置きすることになった。

 県と関係市は、焼却灰の保管期限を国が最終処分場の完成めどとした二〇一五年三月に決めた。しかし、選定作業は遅れ、残り三カ月あまりとなった今でも候補地すら示されていない。

 県と関係市は、期限までに処分場を建設できない可能性があるとして、今夏から焼却灰を各市に持ち帰る準備を開始。松戸市は十日、搬出作業を始めた。

 柏市は仮保管施設の新設費用などで四億円を補正予算に計上。近く運び出す予定だが、周辺住民は強く反発している。市の担当者は「これまで国の約束を前提に物事を進めてきた。一刻も早く最終処分場を建設してほしい」と訴える。

 県民には喫緊の課題にもかかわらず、各政党の関心は低い。各党の政権公約を見ても「被災現場の実情や将来展望等に合わせた細やかな施策を展開できるよう必要な財源確保に努める」(自民)、「被災地の復興に向けたさまざまな施策を、より強力に進める」(民主)などと掲げてはいるものの、「指定廃棄物」を明記して対策を示した政党はない。

 柏、我孫子両市を選挙区とする千葉8区でも、公示日の出陣式で指定廃棄物問題にふれた候補者はいなかった。

 終末処理場周辺に住む男性(64)は、その後も論戦が盛り上がらないことに不満を示し「国は原発を推進してきた。しっかりと後始末してほしい」と強調。選挙後、政府が速やかに問題解決に動くよう求めた。

http://www.tokyo-np.co.jp/article/chiba/20141212/CK2014121202000125.html
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2011年3月の原発事故時、放射能プルームで被爆。江戸川区の自宅周辺の放射能を測定。測定した結果、放射能汚染が酷いことが判明。妻子は3月より大分県別府市に移住。私も2012年5月末に東京の民間企業を退職し家族と合流。

 

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