トリチウム1500ベクレル、ストロンチウム5ベクレル、セシウム2ベクレルで海洋放出、東電「基準満たす」(8/23 東京新聞)

 東京電力福島第一原発の建屋周りの井戸からくみ上げた放射性物質を含む地下水を除染後に海に流す計画で、東電は二十二日、除染装置の試験をした結果、放射性セシウムやストロンチウムなどの濃度は、放出基準を下回ったとの結果を明らかにした。ただ、もっと精密に濃度を測れるのに、東電の測定はぎりぎりの精度。地元の理解を得られるかどうかは不透明だ。

 計画は、福島第一で発生する汚染水を減らすため、1~4号機建屋周りの「サブドレン」と呼ばれる既存の井戸など四十七カ所から地下水をくみ上げてタンクにためた後、新たな除染装置でセシウムなどを浄化する。基準を満たせば海に放出するという。

 放出基準はセシウムが一リットル当たり二ベクレル、ストロンチウムなどベータ線を発する物質の総量が五ベクレル、トリチウムが一五〇〇ベクレル。もっと山側の地下水を汚染前に放出する地下水バイパスと同じ基準だ。

 東電が試験的にくみ上げた地下水には、セシウムが二四七ベクレル、ストロンチウムなどが二九〇ベクレル、トリチウムが六六〇ベクレル含まれていた。除染装置で浄化試験した結果、セシウムとストロンチウムなどはいずれも検出できず、トリチウムが六七〇ベクレルと、基準を下回ったという。トリチウムが逆に一〇ベクレル上昇したのは「誤差」(東電)だとしている。

 ただ、今回の計画と地下水バイパスとは、放出される水が汚染されていたものかどうかという点が全く異なる。放射性物質の見落としがないよう、濃度は十分に余裕のある精度で測定されないと信頼できない。

 今回、セシウムもストロンチウムなども「検出できず」との結果だったというが、ストロンチウムなどの検出限界値は〇・八三ベクレルと放出基準の六分の一まで精密測定するのに対し、セシウムの限界値は一ベクレルと基準の半分しかない。わずかな誤差でセシウムの存在を見逃す恐れもある。もっと精密に測ることは可能だが、東電の担当者は「いまの限界値で除染装置の性能を見るのには十分だ」と話した。

http://www.tokyo-np.co.jp/article/feature/nucerror/list/CK2014082302000187.html
関連記事

Comment



 編集・削除ができます。
 管理者にだけ表示を許可する
 

「東京は危険」、「東京は放射能汚染されている」と書いて信じてくれる人はどれだけいるだろうか。東京江戸川放射線のメインテーマは東京・首都圏の放射能汚染の実態。御用マスコミの裏に隠された汚染状況、独自調査による画像・動画も掲載。


 

管理者の紹介

 

楽天およびAmazonでお買い物する際には是非、下記のリンクからお願いいたします。脱被爆・放射線防護の活動資金に充てさせていただきます。

 

プロフィール

 

東京江戸川放射線

Author:東京江戸川放射線
2011年3月の原発事故時、放射能プルームで被爆。江戸川区の自宅周辺の放射能を測定。測定した結果、放射能汚染が酷いことが判明。妻子は3月より大分県別府市に移住。私も2012年5月末に東京の民間企業を退職し家族と合流。

 

最新記事

 


東京江戸川放射線
on Google+

Sun Mon Tue Wed Thu Fri Sat
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31 - - - -