風評被害の加害者は東電と日本政府、セシウム米の隠蔽に農業団体激怒(7/19 日本農業新聞)

 東京電力福島第1原子力発電所事故に伴い、福島県南相馬市で昨年秋に収穫された米から基準値を超す放射性セシウムが検出された問題で、同市や地元農業団体の関係者が18日、農水省や東電の担当者と意見交換会を同市で開いた。原子炉建屋のがれき撤去によるセシウム飛散が要因として取り沙汰される中、農家からは飛散の事実を1年近く公表してこなかった東電と国の姿勢を追究する声が相次いだ。会議は3時間近くに及び、「米や農産物の風評被害が再燃する」と怒りや不安の声が噴出した。

・がれき再撤去に猛反発 

 東電は、昨年8月に3号機原子炉建屋のがれきを撤去した際、飛散防止剤の散布が十分でない箇所があったため、セシウムが飛散したと説明した。ただ、東電と農水省とはこうした事実を把握しながら、これまで地元へは伝えていなかった。その理由について東電担当者は「ルールに定められてない」と説明。会場からは「責任逃れだ」「隠蔽(いんぺい)体質は改善されていないのか」と憤りの声が上がった。

 その上で、東電は1号機原子炉建屋のがれき撤去も近く着手する方針を示している。これに対し、桜井勝延市長は「ますます農家の生産意欲が失われてしまう。安心して作付けできる環境を保証するため、新たな飛散を確実に防止できる具体策を示してほしい」と猛反発。

 JAそうまの内藤一組合長も「東電を信用できない。今秋取れる米にも打撃を与え、産地のイメージダウンは避けられない」と声を荒げ、市内の米農家、佐々木教喜さん(64)は「出穂を間近に控えたこの時期に、なぜまたがれきを撤去するのか」と嘆いた。

 懸念されるのは農産物への「風評被害」だけではない。小高区認定農業者協議会会長の佐藤良一さん(60)は「高い線量のセシウムが飛散した日に原発から11、12キロの場所で、農家200人で復興組合のがれき拾いをしていた。なぜすぐに教えてくれなかったのか」と健康への影響も指摘した。

 農水省は「基準値超過米の発生要因としてがれき撤去の可能性はあるが、現段階ではまだ特定できていない」(穀物課)と説明。今後、研究機関と連携し、要因を詳しく調べると話した。

 東電は「(大気の粉じんなどの線量を計る)ダストサンプラーの設置地点を増やしていく」と述べるにとどまり、抜本的な飛散防止策は示さなかった。

http://www.agrinews.co.jp/modules/pico/index.php?content_id=28843
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