福島県「海岸の砂に放射性セシウムが吸着している可能性があるので、帰宅後にシャワーで洗うように」(7/6 福島民報)

 海水浴やプールの季節がやってきました。東京電力福島第一原発事故発生以降、これまでなるべく子どものプール遊びを控えてきましたが、今年は大丈夫なのでしょうか?

【回答者】県放射線健康リスク管理アドバイザー長崎大教授 高村昇さん

■セシウムは「不検出」 安心して水浴楽しんで

 原発事故以降、福島県は毎年、水浴場で環境放射線と放射性物質のモニタリングを行ってきました。本年も6月、今年開設する予定の25地点で調査を行いました。
 その結果、湖岸または海岸での空間線量率は1時間当たり0.03~0.09マイクロシーベルトで、原発事故前における県内の自然放射線のレベルと同程度でした。また、湖水と海水中の放射性セシウム濃度は、全ての地点で「不検出」でした。
 県内では現在までに、学校などの屋外プール256カ所についても放射性物質のモニタリングが行われています。この結果でも、全ての地点でプール水から放射性セシウムは検出されず、水道水の管理目標値である1リットル当たり10ベクレルも下回っていました。
 以上のことから考えれば、県内の水浴場やプールで泳いでも、外部被ばくのリスクや、水を飲み込むなどによる放射性セシウムの内部被ばくリスクはほとんどありませんので、安心して水浴を楽しんでいただけます。湖岸や海岸の砂にごく微量の放射性セシウムが吸着している可能性がありますが、水浴後や帰宅後にシャワーなどで体や髪の毛をきれいに洗えば、落とすことができます。
 現在、県はホームページ上で水浴場やプールの放射性物質のモニタリング結果を公表していますので、気になる人は一度、チェックされることをお勧めします。

http://www.minpo.jp/pub/topics/jishin2011/2014/07/post_10306.html
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